名言リレールール:
① 指名を受けた人は自分が思う【名言・名台詞】を1~3つ選び、思い入れを存分に語る。
(更新日は日曜日)
②指名を受けた人は、その名言に関連する写真を最低1枚掲載する。
③指名の対象は、1回でも上海ゲーム部HPに投稿した事のある人を選ぶ。
④指名の対象は連続で同じ人物を指名してはならない。最低中2週開ける事。
⑤ジャンルは人それぞれ自由です。
アニメでも特撮でもドラマでもマンガでもゲームでも小説でも偉人の言葉でも!
(但しその作品を知ってもらうために、出来るだけ注釈をつける)
どうもこんにちはー。
ねかわさんから燃え盛るバトンを受け取って、現在それで焚火をしているゆずです。
さて私も私の心を熱くたぎらせた名言をご紹介しましょう。
あー火傷で済めばいいのですが。
名言007
名言008
理一さんて自衛隊のどこの所属なんですか?
…ちょっと言えないトコ
サマーウォーズ 陣内理一
最後は細田守監督のアニメ映画、サマーウォーズから。
背景を語ると長くなるので省略させていただきますが、
とあるきっかけで世界の危機に向けて立ちあがった主人公・健二と陣内家の男衆。
ネット世界で戦うため、とんでもないスケールで次々と準備を整えていく陣内家!
仇敵・ラブマシーンにリベンジを誓う、天才ゲーマー
そのバトルの為にテラ単位のスーパーコンピューターを用意した電気屋
そのコンピューターを動かすために300万キロワットの電源が可能な漁船を運んできた漁師
その安定した環境の為に100ギガのミリ波回線の通信車両を借りてきた陸上自衛隊
そう、その陸上自衛隊の隊員がこの人、陣内理一さんです。
陣内家長女の長男(この話も始めるとややこしいのですが)で、とにかくスマート。
ノーヘルなのはあれですが、バイク運転する姿もかっこいい。
で、通信車両を松本の駐屯所から借りてきたという理一さん。
そんなものひょいと借りられる理一さん、絶対ただの自衛隊員じゃないでしょ!ってことで健二の質問に対する返答。
ちょっと言えないトコ!!
ちょっと言えないトコってどこなんですかーーー!!
りいちさーーーーーーん!!!
…いや、聞かないのが野暮なんでしょうが、秘密を持ってる大人ってかっこいいなと…。
名言009
どうして
こんな処にいる
どうして
あのフィールドで戦っていないんだ
アイシールド21 金剛雲水
アイシールド21と言えば、「アメリカ帰りの光速ランニングバック」と偽ってアメフト選手になった主人公のお話ですが、
脇役達が主役を食う勢いで熱くて濃いことでも定評があります。
いい作品ほど脇役がかっこいいものですが、アイシールドは特にそういった作品だなと思っています。
で、この金剛雲水、関東最強の神龍寺ナーガでクォーターバックとしてチームをまとめあげているストイックな凡才。
”100年に1人の天才”として生まれたものの、素行が悪く最凶の双子の弟・金剛阿含をトッププレイヤーとして支えるために
彼は自らを”凡人”と割り切り、”天才”の弟の側に立てる”最強の凡人”となるべく努力を重ねてきました。
同じ凡人として、雲水の他に名前が挙がるのが、王城ホワイトナイツの桜庭春人。
恵まれた体格を持ち、運動神経も良い。
しかしアイドルプレーヤーとして当初は周りから騒がれつつも、実際は取るに足らない凡人でしかない自分に歯がゆさを覚えていました。
また、彼もチーム内に本当の”天才”である進清十郎がいたからです。
彼のいる次元に追いつかないとは分かっていて、何度挫折してもその次元へたどり着こうとする桜庭。
そんな彼を見て、雲水は羨ましいと感じるシーンもあります。
同じ立場でありながら相対する場所を目指す二人。
俺は―雲水みたく現実を冷静に受け入れられるほど賢くない。
それだけだよ。(桜庭春人)
俺にはそれが、泣きたいほどに羨ましい…!(金剛雲水)
全国大会での泥門戦の敗北を経て、世界大会へと話は進みます。
そこでは全国の高校から選りすぐりの選手が集まり、日本代表として戦うドリームチームが誕生。
阿含は相変わらず認めていない奴は見下すわ素行は悪いものの、以前に比べて”チーム”と共に闘う姿が見られるようになります。
日本チームに謎の選手、包帯男が現れますが誰かわからない。
誰もが神龍寺の金剛雲水だろうと思っていましたが、決勝戦、日本のピンチに現れたその包帯男の正体は、
なんと雲水ではなく、賊学の葉柱ルイだった…。
他の神龍寺の選手ですらメンバー入りしていたのにもかかわらず、雲水は阿含一人のプレイが目立つようにわざと誘いを蹴っていたのです。
そんな”天才”の阿含を観客席で応援する雲水。
目の前には”凡人”でありながら目の前の”天才””超人”に立ち向かう葉柱の姿。
どんなに笑われてもそこにすがりつき、戦う葉柱。その姿が雲水自身と重なります。
そして葉柱を見て、自分と瓜二つの坊主姿でフィールドに立つ阿含。
阿含は基本的に”凡人”を嫌い、徹底的に”凡人”を押しのけ最強であり続けました。
それは兄の雲水ですら例外ではなく、作中彼をバカにするセリフも多く見られます。
でも阿含はその雲水がここにいないことが、どこか納得していなかったのでしょう。
二卵性とはいえ、特徴的なドレッドヘアを辞めてまで態度で何かを訴えるその姿は思わず鳥肌が立ちました。
そして、そんな葉柱や弟の姿を見て、そこでようやく、雲水はふと自分がどうしてあの場所で戦っていないのかと、激しい後悔に襲われます。
自らを”凡人”と割り切ってしまったがために、いつのまにか自分の気持ちすらごまかして、居れるはずの場所からすら撤退してしまった。
なぜあの場所へ立とうとしなかったのか。
同じ”凡人”があの場所で食らいついているのに、自分はどうしてここで見ているだけなのだろう。
二卵性だから似てないという金剛兄弟。
性格も見た目も正反対です。
このファッキンドレッドがえらいことに。
どこかの跡部さまみたいに立ったまま気絶とかじゃないですけど、あいつはめげずにそのあとウィッグをかぶってました。
で、名言のシーンで、阿含は今までかぶっていたウィッグを外します。
坊主姿の彼はまるで兄の雲水にも見えて、仲間は驚きます。
普段は兄弟とは思えないくらいのやりとりしかしてこなかった阿含が、雲水にあてた彼なりのメッセージだったようです。
自分は凡人とか、器用貧乏だからと言って前に立つことを辞めてしまうのは何か違う。
努力したら手に届くものがあるなら尚更。
誰かのために自分が諦めるのではなくて、自分がその誰かと同じ場所に立とうとする意志が大切。
当たり前なのですが、こういったことってなかなか実行できるものじゃないと思います。
あー自分はどうなんだろうなあ、あきらめてないかな、もうちょっと頑張ろうかな、そう気付かされた名言です。
次回は【K】さんを指名します!
P.S.よろしくおねがいしまーーーす!!
文章:ゆず
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