ビジネスに役立つゲームの話
♯04:ラテシン/水平思考/ウミガメのスープとは?(最終回)
Today’s quote:
聖人の胸中は常に多事にして楽しむ。
―吉田松陰―
(前回までの紹介記事(♯01~03)を読んでおくと更に楽しめます♪)
昨今静かなブームの「水平思考ゲーム」
今回はそのちょっと変わった楽しみ方を紹介します。
6、楽しみ方(その1):出題者になろう!
あらかた問題はやりつくした!簡単すぎるぜ!という
水平思考マスター(マニア?)な貴方は出題者になってみてはいかがでしょう?
他人の偏見や常識を感じることができて2倍楽しいですよ!
7、楽しみ方(その2):問題を自作してみよう!
出題者の楽しみが分かってきた貴方、
そんな貴方は問題を自作してみてはいかがでしょう?
既存問題のカスタマイズからはじめて、
新規のイケてる問題を作ってみるのがいいかと。
元ネタは「失敗学」等の思い込みや偏見、
各種認知バイアスを研究している書物からとるのもいいかもしれません。
(おお、最終回にしてようやくタイトル(ビジネスネタ)らしくなってきた…)
8、楽しみ方(その3):アレンジ版で遊んでみよう!
「水平思考ゲーム」、実は各種のアレンジバーションが存在します。
詳しくは専門サイト(日本だと”ラテシン”さん等)をみてもらうとして、
ここでは「20の扉」(20の質問)をおすすめします。
「20の扉」とは出題者の考えた「物」を
制限回数内の質問(通常20回程度)で特定する形式です。
もちろん質問には「水平思考ゲームの縛り(♯02参照)」があり、
少ない質問回数で答えを掴むのは困難を要するでしょう。
(彼女(好きな異性)から
「ねえ、今私がほしいモノ、わかる?」と出題してもらう
”知的なキャッキャウフフ”展開を狙いましょうw)
9、前回の回答!
それでは、最後に前回問題の回答を。
問題:愛人を自慢する男
(折角なのでここに書くのが相応しい問題を…)
あるところに自分の愛人を所構わず自慢する男がいました。
既に彼には妻子がいるというのに!
しかし誰も彼の行為を止めようとしません。
それどころか自慢する彼を絶賛する人すらいます。
妻子の前でもそんな話をする彼が嫌われない理由、
それはなんでしょう?
答え:
愛人は中国語読み、つまりここでは「airen(アイレン)」と発音します。
中国語の愛人は「自分の配偶者」の意味。
旦那がのろけて自分の奥さんを(本人の前でさえ)褒めちぎっていたわけです。
それは嫌われるわけないですな。
(ここ(上海)にいる人には簡単でしたかねえ?)
10、それではまた!
以上、「水平思考ゲーム」の紹介は今回で最終回。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは皆さん、本日もよいゲームを!
文章:U
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