皆さんこんちはー。
今回は久々にアニメの紹介です。
このさむーい季節になると思い出すのですが、
3年前ほどの今頃、就活で渋谷を小1時間ほど彷徨い(方向音痴)挙句たどり着けず自棄になった私は映画館へ。
そこで見た作品がこちら(笑)
タンタンの冒険-ユニコーン号の秘密-
<あらすじ>
少年記者タンタンと愛犬スノーウィは、ある日ノミの市で古い帆船ユニコーン号の模型を見つける。タンタンがそれを購入した直後、ある男からは「その船に関わってはいけない」と、もう一人の男サッカリンからは買い取らせて欲しいとせがまれる。タンタンはユニコーン号に何か秘密があると睨み図書館で調べたところ、それはかつて海賊に襲撃され、積んでいた財宝と共に消えた軍艦だったことがわかる。
タンタンが自宅に戻ると模型は消えており、怪しかったサッカリンを探るため彼が居るムーランサール城へと忍び込んだ。案の定そこにはユニコーン号の模型があったが、盗まれる前にスノーウィが壊したはずの痕跡が無いために別の模型であることが分かる。タンタンが再度自宅に戻ると部屋が荒らされており、そして先ほど模型を置いた棚の裏側から金属ケースに入った謎の羊皮紙を見つける。
羊皮紙が目当ての物だと気付くが、紙を収めた財布はスリに盗まれ直後にタンタンはサッカリン一味に誘拐されて貨物船カラブジャン号に乗せられてしまう。羊皮紙を得るためならタンタンを殺しかねない一味から何とか逃れ、同じく囚われの身だったカラブジャン号の船長ハドックと出会い共に脱出する。
こうしてタンタンはユニコーン号の財宝を巡る争いと、その船長であったフランシス・アドックの因縁に巻き込まれてゆく。
日本でも原作の漫画絵本は昔から人気で、5人に3人は見てきたと(私は勝手に)思ってるのですが、皆さんどうでしょう?懐かしいのでは。
アニメ映画は、有名なスピルバーグ監督が製作したため、当時話題になっていたことを覚えています。
しかし、個人的に不満なのがこのアニメ映画が3Dであること!
まあ、この現代で再びアニメ化する時は3Dでないと駄目なのでしょうが、やはりタンタンと言えばこれなんですよ。
このシンプルだけど表情豊かなキャラクターたち。
タンタンはこうでなきゃ。
スノーウィも可愛い。
ハドック船長やビーカー教授もこっちだなー。
さて映画の内容ですが、こちらは原作『金のはさみのカニ』『ユニコーン号の謎』『レッドラッカムの宝』
こちらの3作を元に作られています。
内容だけで言えば、オリジナル要素もありますが原作ファンとしては非常に上手くまとめられていると思います。
余談ですが日本で刊行されている漫画絵本は原作の順番を無視した番号振りになっていまして、
その番号順に追うと時系列がバラバラでよくわからないことになっています。
どうしてそうなったのかわからないけど、読んだ当時大分混乱しましたw
wikipediaよりこの通り。(クリックしてね)
ちなみに我らが上海が舞台のお話もあります。
『ファラオの葉巻』の続き、『青い蓮』
麻薬密輸を追うタンタン、エジプトから舞台を上海に移し、いよいよ黒幕と対峙します。
そしてこの話には、タンタン生涯の友人の一人・チャン(張仲仁)が登場。(ちなみにモデルは作者・エルジェの友人チャンがモデル)
二人の勇気ある行動と、友情は必見。
この物語には悪い日本人、良い日本人、どちらもでてくるのですが善悪どちらも登場しているところがバランスがとれていて、「この国の人は悪い」というイメージがないのがいい。
そして朗報、アニメ映画は見れないのですが、ニコニコ動画には以前制作されたOVAのシリーズを一部見ることができるんです!
1作40分くらいですので、VPNが繋がる人は「タンタンの冒険」で要チェケラ!!
次日本に帰ったら、私、渋谷のタンタンショップに行くんだ…
文章:ゆず
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