ブレイドとやら。
ヴァンパイア狩りを繰り返す黒人青年。
ダークな世界観のヒーロー。
1973年、マーベルコミックスより登場。2011年にはアニメ化もして、まだまだカルト人気も高い。
1998年にはウェズリースナイプス主演で実写化。
こっちはかなり知名度高いのでは。
3作作られ、グロテスクでバイオレンスで超かっこいい。大好き。
重要なのは、ハーフブリード、いわば混血ってとこなんだよね。
ブレイドはヴァンパイアと人間の混血。
彼は迷いながらも人間側に立つことを決意する。人間を脅かすヴァンパイアは容赦なくぶち殺す。
理由は、愛する母(人間)をヴァンパイアに殺されたから。
彼も血は必要だ。しかし噛み付くことなく、我慢して薬で抑えている。
あら、この設定、最近の漫画にもあったような。
東京グール。
カネキははからずともグールと人間の混血となり、その狭間で揺れる。
どちらにも属さない、寂しくも気高い存在へ。
人肉をなるべく食べないよう、抑え、屍肉でどうにかごまかしている。
こんな感じで苦しんでる奴、他におらんかったっけ…。
寄生獣。
歴史に残る名著。実写化、アニメ化が再評価のあおりを受けてか急展開。
これも、人間に謎の生命体が混じり、そして別れ、成長する物語だったり。
人間とは何か。
亜人。
人間世界にひそむ亜人という謎の存在。
グールに似てるけど、”絶対死なない”ってとこがスパイス効いてて面白かったり。
こちらはちょいアクロバティックで、実際に死ぬまで自分が亜人かどうか分からない。主人公も交通事故がきっかけで発露。
よって、亜人はすべからく人間性と対峙することになる。
「ああ俺は、一体なんなのだ」
あらゆるヒーローはこの問題にブチ当たる。
バットマンも、ウォッチメンで描かれるロールシャッハも、スーパーマンも、誰だって。
アイデンティティと向き合うのだ。
「今の世は、とかく真っ直ぐに歩みづらい」
…そういえば、俺も中国人とのハーフだったり…。
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